若者の街、原宿。
渋谷と並び、その知名度から外国人観光客の姿も珍しくありません。
平日でも多くの人でにぎわい、駅の周りはまっすぐ歩くのも大変ですね。
原宿を歩いていると、みんな思い思いの着こなしを楽しんでいるのが目に留まります。
フリフリドレスのゴスロリや、奇抜なメイク、ショッキングピンクの髪・・・・・・
どんな人とすれ違えるか楽しみになるほどです。
これだけ自由なファッションが受け入れられる街は、世界の中でもそうはないのでは?
原宿で奇抜ファッションが見られるのは今に始まったことではありません。
1979年から1984年ごろにかけて、ド派手な衣装でダンスをする「竹の子族」という若者たちがいたのです。
竹の子族とは、裏原宿にある「ブティック竹の子」の服を着て代々木公園で「竹の子族ダンス」を踊る集団。
日曜日の歩行者天国、通称「ホコ天」では独特のファッションの竹の子族が集まり、ラジカセを囲んで踊りまくっていました。
竹の子族ファッションの特徴は原色の布地を使い、アラビアンナイトやアジアのどこかを思わせる衣装であること。
マントのような上着を着て、「ハーレムスーツ」というだぶだぶで足首を絞ったズボンをはくのが主流でした。
足元は踊りやすいようにカンフーシューズや上履きなど。
最盛期には2000人が集まり、いくつものグループがディスコ音楽に合わせて道行く人に踊りを見せていました。
その後ローラー族の登場で竹の子族は退場することになります。
しかし若者の「人前で表現する」楽しさに火をつけたこのブームは、のちのバンドブームにつながっていきます。