2000年代のファッションを語る上ではずせないジャンルが「ロリータ・ファッション」でしょう。
ロリータ・ファッションとは、昔のヨーロッパの小さな女の子が着る服をイメージしたファッションです。
特徴はフリルやリボン、レースを多く使ったデザインで、ふくらんだジャンパースカートを着ること。
このふくらみを作るために、パニエという下着をつけます。
頭にはヘッドドレスやカチューシャをつけ、足元は膝丈のニーソックスやタイツに高めのヒールの靴をはきます。
お手本は18世紀フランスのロココ様式。
絵本や塗り絵に出てくるお姫様のようなスタイルを想像すると分かりやすいでしょうか?
また19世紀イギリス風の着こなしもあり、「不思議の国のアリス」のようなひらひらしたエプロンを重ねることも。
ヘアスタイルは縦ロールの巻き髪やストレートヘアなどです。
重要視されるのはとにかく「かわいい」こと。
モチーフもお菓子や小動物、イチゴやサクランボ、メルヘンチックな妖精など幼い女の子が好きそうなものが使われます。
1980年代ごろに現れてきたファッションですが、認知度が高まったのは2000年前後。
街の中でレースやリボンで飾られたドレスを着た女性を見かけて驚いた方もいるのでは?
「いつまでもかわいいものに囲まれていたい」と願う女性が「永遠の少女」を追い求めて生まれたスタイルと言えるでしょう。